嵐 活動休止の戯言②※voyage#3ネタバレ含む
このタイミングでVoyageを見た理由は、中居正広のジャニーズ事務所の退社も理由であった。
SMAPと嵐。事務所内ではもう充分中堅というか、後輩の方が多いグループだろう。SMAPは以前から不仲説の報道も多く、解散に関してもそこの部分がフューチャーされることが多かったように感じる。そのため「いつか分裂する」と思っていたファンも多かったし、「むしろ不仲はSMAPの特権」なんていうファンもいた。もちろん不仲説なんて信じない人もいた。
でもまさか嵐が活動休止なんて…表面上は大野くんの意見の尊重だとなっているが、実際はどうなのか。ファンは何を信じたら良いのか。
二宮の結婚で尚更グループに亀裂が入ったと言われている。憶測として出ている話だと確かに辻褄があうかもしれない。しかしアイドルとして不仲を表に出すことがあるのか?と考えてしまうが、彼らも人間だ。感情のコントロールが完璧ではないかもしれない。でも全てファンの憶測なのだ。真実なんて、誰にも分からない。
先日Voyage#3 #4が公開された。約1か月ぶりの更新、なぜ、一気に2本の同時公開だったのか。。一気に更新したことでNetflixの入会者を増やそうとした狙いなのか?と密かに筆者は思っている。
まぁ、そんなことは置いておいて…#3について少しお話しよう。
「うん・・・本当に俺ら5人と本当に片手でも数えられないほどのわずかなスタッフしか、活動休止するっていうことは知らないという状態だというのはかなり特殊な状態なんだよね」
「あの時にいるコンサートスタッフも誰も知らないし、うん。なんならマネージャーですら・・・知らないマネージャーのほうが多い状態の中で、心の中には活動休止を秘めながら、ただただそっちに向かっていくっていう・・・なんて言うのかな。う~ん・・・」
櫻井くんのソロインタビューから、5×10ツアー中に活動休止を知っているスタッフはごく少数だったと語られた。マネージャーですら知らされてない、、、外に事前に漏れないようにトップシークレットに感じた。
#3も松潤の演出のこだわりが強く表現されていた。というか、voyageは今回のツアー密着が多いため、コンサートの演出を担当する松潤の苦労が見える部分が多い。私は苦労と表現するが、それはファンに喜んでもらうための当たり前なのかもしれない。松潤がいなければ、彼の発想と努力が生み出す空間が嵐のコンサートなのだと分かる。
その他、大野くんのソロや櫻井くんのピアノ、松潤の指揮など見に行った人は「あそこね!」と分かるシーンの裏側が撮られていた。
リハーサルでは、4人が立つ姿を客席から見ている松潤は「いいよ、いいよ~」と声をかけていた。全体を通してリハーサルを見ていた松潤の顔に笑顔がこぼれていた。
松潤がこれまで寝る間を惜しみ考えてきたステージの全体像がやっと形として表現されていく。 それだけ松潤のコンサートへのこだわりや意識、責任感がメンバーの些細な会話から見えた。演出として全体を見ていた松潤は、通しリハには1度も参加せず、当日を迎えていた。
なんと!?驚きでした。通しリハなしで当日が迎えられるものなのか。頭の中で想像していた形を1度も現実に表現せずに、本番にそのままアウトプット出来ている松潤の頭はどうなっているの?と思わざるを得ない。
休憩時間に立ち位置について話していた櫻井くんとニノ。
櫻井「立ち位置などを番号で覚えているのがすごい。なんであんなにすぐ覚えられるの?」
ニノ「言ってる だからずっと」
櫻井「俺その曲のそのタイミングになってそこに動けばなんかわかるけどさ、あれすげぇよ マジで。才能だよね みんなさすがだよ」
ニノ「まっさんはすごいよ」
櫻井「松潤はすごい」
ニノ「俺らなんかはみんな立ってるじゃん。みんな幕張で」
櫻井「そうそうそう」
ニノ「立ってないじゃん」
櫻井「うん あれ すごい
どういう能力なんだろうな
まあそういう能力なんだろうけど
人の位置まで覚えているでしょあの人。
あれすげぇよな なんなんだろう」
櫻井くんは、その場に行けばわかるけど、なかなか番号では覚えられないと述べる、その一方で松潤は人の位置までしっかりと覚えていると、櫻井くんとニノは松潤のすごさを語る。
#3最後は相葉ちゃんのソロインタビューだった。
「みんな言ったもんね。誰か1人いなくなって4人でやるのは絶対イヤだって。うん。だったら、ちょっと一旦休憩にしようよっていうのは。なんかそういうふうに、みんながメンバーを思ってるグループにいれるっていうのは本当に幸せなことだなと思って。」
「あくまでも休憩。解散の選択肢はなかった」とメンバー全員がそう思ってる。と視聴者に訴えかけるインタビューだった。これだけはファンに信じてほしいと伝えたかったという強さを感じた。相葉ちゃんは明るい言葉をくれる。
「活動休止とかいて、パワーアップと読む」
そんな言葉をくれる相葉ちゃん。彼の言葉はすっと心に馴染む。そして#4に続くのであった。